エンタメな歩き方

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【若林正恭 社会人大学人見知り学部卒業見込み 感想】彼の思想から辿るトュースな生き方➁

前提として、このブログに書かれていることは、あくまで個人の見解であり、若林さんが意図した内容とは異なることを記述している可能性は大いにある。また、雑な抜粋により大きく誤解を与える場合があることはご理解いただきたい。真実は本書を手に取って確かめていただきたい。

※以下、尊敬の意味も込めて、若林さんを若様と呼ぶことにする。

※引用部分は正確に本書から抜粋したものではなく、自分で勝手に抜粋したものなので、一部誤った解釈が入っている可能性があるので、ご理解いただきたい。

「社会人大学人見知り学部卒業見込み」

 

 

※ アマゾンのリンクが貼れず申し訳ない。下記URLから購入できるhttps://www.amazon.co.jp/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%BA%BA%E8%A6%8B%E7%9F%A5%E3%82%8A%E5%AD%A6%E9%83%A8-%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%A6%8B%E8%BE%BC-%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E8%8B%A5%E6%9E%97-%E6%AD%A3%E6%81%AD/dp/404068088X

 

今回のアウトラインはこちら。

概要

執筆時期は2010年の8月。オードリーがM-1グランプリにて2位になったのが、2008年の年末の出来事ですので、ちょうど仕事が増えてきて売れ始めた頃の話が多い。売れずに燻っていた下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアム期間を過ごし世間離れした若林さんが社会に参加し始めた時期の出来事について記述されている。社会に参加するために、現実と自分の想いのギャップに葛藤し苦悩する姿がリアルに描かれている。

 

社会人一年生

M-1で2位になり、急に仕事が舞い込んできたオードリー。自分の価値観や感覚を急速に変えなければならないと感じるエピソードが多々出てくる。

CMが決まった時の違和感

CMで漫才をやるという。当然であるが、CMは世間に何回も流れることになる。若様は漫才が何回も見られてしまい飽きられて、ぼろ雑巾のようになって全く受けなくなってしまうと、恐怖することになると考え、社員さんに対して、「漫才でなければいけないのですね?」と問う。社員から「そういう話で進んでいるよ」と言われるのと同時に、こいつ何が言いたいのんだよ、という空気を悟り引き下がった…

若様はこの時の感情を、村上龍さん著の「限りなく透明に近いブルー」の最後の社会の象徴のような巨大な鳥に目の前に立たれて自分の気持ちを押し込めなければならない瞬間と重ね合わせるのである。このエピソードはまさに社会に参加したと言える瞬間なのではなかろうか。社会で順応して生きていくには、自分の想いを優先するのではなく、相手や周囲に期待しているであろう言動をとる場合が圧倒的に多いであろう。

 

芸能人の豪邸訪問のリポート

高価なツボに対して、驚くというあるあるの流れに対して、若様は「別にツボなんかいらないし、何百万もするツボを持っていたってすごいことではない」と本気で思っていたらしい。世の中の人も本当にどうでもいいと思っているものだと考えていた。この時に自分の感覚が社会の通念から離れていたことに痛感するのである。  

若様は仕事がない時期に自己否定感から逃れるために物質主義や消費社会などの外的価値を批判するような本ばかり読んでいたそうなのである。そんな自分が価値の宣伝マン的な立場になることは過去の自分を否定することに繋がってしまうのである。井の中の蛙大海を知らず…

 

社会人二年生

高級料理=幸福。論

昔は「高級料理を食べることは幸福です」というテレビから流れてくるアナウンサーを全力で否定していた。しかし、その時が自分の前にも来てしまった。

「簡単においしいと言っていいのか?でも、すごくうまい。シェフが試行錯誤を繰り返してたどり着いた味なのだから。うん、スタッフさんにもおいしいというコメントを求められている。しかし高級料理を食べるという相対的な幸福感の先頭に立つようなマネをしていいのか?だが、想像してみろ。『確かにおいしいですけど、それ以外にも大切なことがたくさんありますね』といった後の世界を!壮絶な焼け野原にぽつんと立つことになるそ。何よりカットだ。言え!言うのだ!」と考えた末にぼそっというのである。

「これ…お、美味しい」というコメントを現場に落とす。直後、「コメント普通だな」と番組のMCのツッコミに吹き飛ばされて、僕は焼け野原にぽつんと立つこととなったのである。

 テレビに出ることへの葛藤を強く感じるエピソード。誰しも本音と建前を有していると思うが、社会に出る、ましてやテレビに出演するのであれば、建前を言わなければならないのである。本音と建前の問題は永遠のテーマであると思うが、これはもうケースバイケースなのであろう。経験して失敗して学んでいくしかない。

 

社会人三年生

言葉や感情の選択

 

言葉を選んでいる。もともと、口が悪い。だからこそ、社会人三年目になってハードな言葉をソフトにする作業に公私を問わずに励んでいる。

まずい→独特な味、

ぼろい→趣がある、

できるわけないだろ→最善は尽くしますが難しいかもしれない

といったように言語変換している。

感情も選んでいる。比較的に無表情の僕は所属事務所の打ち上げの最中にそこそこ楽しかったのに、先輩に「つまらないんだったら帰れよ!」と怒鳴られたこともあった。

対外的な反応が気になり、自分の素などどうでもよかった。

若様は「 ”確かじゃない”日常を過ごしながらも”確か”なものに死ぬまでに数多く出会いたいものである」と締めているが、周囲に向けて発する言葉や感情にはその場、その場に最適なものがあるのであろう。しかしながら、それが100%正しいというものはなく、確かなものは存在しない、日々試行錯誤を繰り返す必要があるのだ。

幸せになる○○のルール

今の時代、自己啓発本を読んでいるような人は笑いの対象になるかもしれないないが、僕にはバカにできない。というのも、ネガティブで消極的だという自覚が強くあったため、「自分を変えたい」「違う自分になりたい」という気持ちが強かった。いつも明るく前向きな友達がうらやましかった。毎日楽しくなかったので、そんな風になりたいと願った。そんな自分を変えたくて読んだ本の中に「幸せだから、笑うのではない。笑っているから幸せになるのだ。」笑うと受け口だと間違えられ、一日の出来事を書いたら、四日続けて「はなまるうどんが美味しかった」となり辞めた。

「性格は形状記憶合金のようなもので、元々の形は変わらない。結局、自分の性質を受け入れることにした。受け入れてからは不の感情に飲み込まれそうになる時、「またか」と形状記憶合金をなぞるようになった。そうすると不思議と、事前にシュミレーションしているせいか、受け身がしっかりとれるのである。」と締めている。共感を強く覚える。自分を変えるには、自分を一旦受け止める行為が必要だと思う自分はこのような性格だから、このような出来事が起きると、このような結果になるであろうということは容易に想像できる。だからこそ、事前にシュミレーションを行い、備えることは大きな意味を持つ。

ディブ

平野啓一郎さんの「ドーン」という小説にディブ(分人)恋人といるときの自分、会社にいるときの自分、両親の前での自分、一つ一つの自分をディヴと呼んでいた。様々なディヴを使い分けること、感情をディヴによって選択することができるようになった。

社会に適応するには、ディヴが必要であることは当然。日常を劇場と捉え、様々なシーンで、自分を与えられたディヴを演じる役者と捉えるのはどうであろうか。

社会人四年生

飲み会

大人数の飲み会はグループが出来てしまい、いつの間にかぽつんと一人になっていることが多い。様々なことを考えているうちに、目が死んでいると先輩に指摘されて、飲み会から遠ざかっていったのである。

ある番組で飲み会キライを直そう。という企画があったが、心理学者いわく、「若林さんがどのように思っていることはどうでもいい。ボスを楽しませるサービスをするっていうことなんですよ。」

躊躇せず本音よりもサービスを優先できるれっきとした社会人になりたい。と思いながら、「なるほど、頭の靄が晴れました。」本音はやっぱりどうでもよくないからである。

これもディヴ、本音と建前に関連する話になるだろう。こんなにも日常生活に蔓延っているのであれば、受け入れて演じていることを楽しむしかないのであろう。

春日という男

昔、事務所から見放されファンもいない時期に、相変わらず努力をする姿勢の見えない春日に変わってもらいたくて「28にもなってお互い風呂なしのアパートに住んで、同級生は皆結婚してマンションに住んでいるというのに、恥ずかしくないのか?」と問い詰めた。相方は沈黙した。

三日後、春日は「どうしても幸せなんですけど、やっぱり不幸じゃないと努力できなんですかね?」と真剣に言ってきた。駄目だこりゃ。

「ゲームが出来たり、仲間と一緒に遊べたりするのが楽しい」という答えが帰ってきた。

全然受けないし、負けまくっているのに、なんでこんなに幸せそうなのか?春日のそういう精神性はうらやましいを通り越して僕のあこがれになっていた。

 

春日はずっと楽しそうな一方で、若林はずっとつまらなそうだった。ここに何か鍵はあるような気がしていた。そんな鍵を手に仕掛けた瞬間があった。

オードリーが盲学校の小学生と一緒に仕事をしたときのことである。子供たちが皆春日ーー!と相方に集まるのである。僕の方には一人も来なかった。春日の人気があるのは見た目にインパクトがあるせいだと思っていた。

しかし、そんなことは関係なかった。春日という男は自分に自身があり余裕がある。子供達はそれを感じ取って春日にあつまっているのではないか?また同時に僕の息苦しさを感じ取っている気もした。

春日さんのメンタルにあきれるくらい尊敬する… 状況をどのように捉えるのかは人それぞれなのだと感じた。僕は実家暮らしで親のおかげで何不自由なく生活できている。にもかかわらず、僕は生きづらさを感じ絶望感に苛まれている。一方で、当時の春日さんは風呂なしアパートで暮らしている。同期は結婚してマンションに住んでいるというのに…そんな状況でも、幸せというのである。強靭なメンタルで笑う。僕はこういう人種がいるということだけでうれしくなった。視野が広がった。前向きに生きよう…

 社会人大学卒業論文

「社会にはどうしても納得の行かない通念がたくさん存在する」

作家さんは社会が僕らの邪魔をしているわけではない。僕らが社会の邪魔をしているんだよね。社会はそこにあるだけだから。

社会とはどこを指すのであろう。

 

中学受験をしていた小学六年生

人生に有利に過ごせるため、中学受験をするといっていた。

いい中学に入ることがいい高校、大学に入ることに繋がり、そしていい会社に入ることで幸福な人生が送れるというのである。それは本当か?満員電車に乗っている大人たちを観察しては楽しそうには見えんかった。それが最初に社会を意識した瞬間であろう。

 

事務所に入り、破れかぶれがたまたま出会いがしらの事故を起こし時空をゆがませた。(2008M-1グランプリ)

空間に大きな渦が出来てその渦に飲み込まれて、気づくと砂浜に打ち上げられていた。そんなガリバー旅行記のようなストーリーではなく初めて社会の波打ち際に打ち上げられていた。社会という島の風習にしたがわなければならないと感じた。従わなければ、その島の風習を邪魔してしまう。邪魔をする権利と実力と説得力を持ち合わせていないと判断した。

最初は風習とルールになじまなければと自分の心を変えようとしたけれど、それは不必要であった。

ルールと慣習に従おうとすることこそが重要で、そうすることが社会への参加意思を示すものであったから。そういったルールのなかで自分の特性や性格にあったやり方で各々が悩みながら活躍したりして幸せを目指して活動している。

 

勉強の理由は、困難やアイデアを出すとき、考える力やパターを養うため、幸せになるために考える力を身に着けるため。自分のやりたいことで、社会に参加したかった。俗にいう、夢を追うということである。

夢を追う人間が社会参加の時に必要な物を結果であると思い込んでいた。それを求めて翻弄されて8年間社会に参加せずに過ごすこととなった。

 

結果には即効性があるが、値はすぐに変わる。値の変動に一喜一憂する毎日を過ごさなければならない。だからこそ、結果以外の基準を探そうと思った。

結果が全てだという世の中に蔓延する考えに対して、ぼくは自分の胸を探ると、掴めるのはいつも過程であった。結果はいつも後だしじゃんけんのようにやってくる。自分の自己ベストを後進し続けて入れば、結果が来ようがきまいがどっちでもいいではないか。特別な才能がないから自己ベストを更新し続けるしかないという諦めは僕にとって自信となった。

 

社会なんて自己ベストを更新していくだけでいいという自信さえあれば、自由に参加していい場所であったんだ。

 社会の慣習やルールに従おうとすること、結果だけではなく、過程から学んでいくこと、社会は自己ベストを更新していく場所。冒頭からは考えられない、社会に対して前向きなコメントである。僕もこの言葉を胸に秘め、日々を演じたい。ケースバイケースで本音と建前を使い分け、ディヴを演じて社会に参加する権利を得る。そして、目の前のことに対し、自己ベストを更新し続けることで、社会的なステータスを得るのが理想的であるのだろう。

 

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