エンタメな歩き方

エンタメな現実逃避

エンタメのおかげで生きている社会人がアイドル、ディズニー、テレビ、ラジオと幅広いジャンルで現実逃避する様子をお届けします。

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【ニワカサウナーの提言】サウナで整うって何だよ!?コロナ禍のサウナブームへの疑念。ニワカが語る健康ランドの魅力。

サウナは現実逃避の手段であり、

健康ランドはディズニーランドだ!

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はじめに

サウナで整うって何だよ!?

サウナで整うと聞こえよく言うけれども、それは超高温空間であるサウナから水風呂に移ることで、急激な血圧の上下運動が走り、心臓や血管に負担かけているのと引き換えに、一定の快感を得られる行為なのではないかと個人的には思っている。もちろん、正しい入り方であれば、効果は見込めるのであろうけど、それでも、個人的な経験から行くと、サウナ入った翌日は寝起きが悪かったり確実に影響は及ぼしている。(サウナの入り方が良くないのでしょう。)サウナで汗を流して老廃物をデトックスするとは言うが、誤った入り方をしていると、かなり危険なリスクを冒すことに繋がると考えている。

今回はそんなサウナに対する懐疑的な思いを発出するとともに、そんなこと言いつつも、健康ランド、サウナが好きな気持ちを表明し、個人的なサウナの整い方を書き記したいと思う。

 

サウナブームへの違和感

ここまで、サウナが浸透してきた背景について、自分なりに振り返っていきたい。コロナ禍になり、サウナブームが到来したことは間違い無いだろう。表向きには、サウナを題材にした漫画や映像作品が人気となり、テレビやラジオなどのメディアでも取り上げられるようになり、サウナの良さが明確化された的なことだと思う。

しかしながら、本当の要因はそこにはないと私は考える。コロナ禍である当時、居酒屋や他の娯楽施設は軒並み、夜早くに閉じるよう規制されていた一方で、健康ランドは割と夜遅くまで開いていた。このことがかなり大きな要因なのではないだろうかと睨んでいる。コロナ禍最中には声を大にしては言えなかったが、健康にも良いとされているサウナを口実に、日常に楽しみを見出したかっただけだったようにも受け取れる気がする。スタバやミスドの新作が発表される度にすぐ話題になったり、昨今の花火大会やディズニーの異常な混雑具合を見ると、どれだけ日本人がイベントに飢えていて、どれだけ日常から何かしらの楽しみを見出したいと強く思っているのか痛感する今日この頃。サウナもコロナ禍で規制された世の中においては、イベントの一種。当時は黙浴が奨励されていて、確かに内風呂やサウナ内ではある程度は守られていた。しかし、外風呂では多くの人が閉鎖的な世の中に反抗するかのように、同行者とのコミュニケーションを楽しんでいた。コロナ禍で夜遅くまで人と話せる暗黙の聖域として重宝されていたのだ。(私も例に漏れずであるので、他人のことは言えないが…)

そのほかに、『サウナで整う』というワードの聞こえの良さが、サウナブームの火付け役になったようにも思える。コロナ禍で閉鎖的な社会に対して、人々はストレスを抱えるようになり、とにかくデトックスしたい想いが増したのではないかと感じる。健康ランドで入浴していると、整う/整わないといった基準で話している人をよくお見かけするのだが、コロナ前から定期的に健康ランドに訪れているニワカの身からすれば、違和感を感じてしまう。メディアでも散々サウナで整うは健康的にもいいというようなワードで、言葉巧みに人々をサウナの良さを植え付けているようにも思えてしまった。そうなると、人々はサウナを趣味として使える自己表現のアイテムとして使い始めてしまい、「最近、サウナにハマっています。」と言ってしまうのだ。かくいう私は上記のように思われるリスクに加え、時代の風潮や大衆の意見に流され、趣味嗜好がコロコロ変わる一貫性のない信頼の置けない人間だと思われてしまうリスクは否めないと思いつつも、自己紹介の時にサウナにハマっていますとよく言ってしまっていた。

 

健康ランドとサウナを好む理由

私が健康ランド好きな理由は、健康ランドでの入浴は現実逃避だと認識しているからだ。"入浴"という日常生活に密接した習慣を、健康ランドという舞台で行うことで、ちょっとした現実逃避になる。

私が尊敬してやまない、ONE PIECEの作者である尾田栄一郎先生も健康ランドについて、下記のように語っていた。

人生の勝ち組ってね、健康ランドのそばに住むことだと思う。

嵐さんの番組での発言で、〆切に追われ、心身ともに疲弊する日々を過ごす中で、リラックスできる場所なのだろうと勝手に思いを馳せる。確かにONE PIECEの作中でも、アラバスタ編やワノ国編で大きな戦いが終結し、毎度恒例の宴を終えた後、入浴のシーンが描かれている。ここからも分かる通り、尾田先生は、何か大きな目標を達成した際の自分へのご褒美として、健康ランドを活用しているのかもしれない。

 

健康ランドが好きである私は、前述で何やかんや言っていたが、整う/整わない、健康的に良い/悪いの話は置いといて、サウナ自体は好き。世間一般でいうところの整うという感覚を味わえるからという理由はもちろんある。

他にも、サウナで視聴するテレビの番組が、普通に見るよりも数倍面白く感じるという理由が挙げられる。高温の密閉空間で何もすることがないので、テレビ番組をしっかりと見る。バラエティー番組はもちろんのこと、報道番組なんかも不思議と面白く見れてしまう。通常とは違ったシチュエーションで日常的に流れているテレビ番組を見るというギャップがたまらない。(真のサウナーからすれば、テレビ番組を流すサウナなど言語道断なのかもしれませんが…)

さらに、私が好きな著名人がサウナ好きということも要因として挙げられるだろう。アルコ&ピースの酒井さん、パンサー向井さん、最近ではバナナマンの日村さんなど、サウナを好み、定期的に通う著名人のラジオやYouTubeをよく聴いているため、サウナへの想いが自然と強くなっているのかもしれない。

 

サウナで整うには

あれだけサウナに整うって何だよって言っていたニワカサウナーであるが、個人的に試行錯誤して良いと思った楽しみ方について、伝えたい。

まず、大前提、空いている時間帯、空いている清潔な健康ランドで入浴すること。昨今のサウナブームでどこもかしこも混雑していてうんざりすることが多い。ただ、平日に行ってみたり、時間帯をずらしてみたり、遠い健康ランドに行ってみたりなど、辛うじて工夫はできるように思える。(私は自宅から遠くなってはしまうが、空いている良い健康ランドを見つけてしまった…)

実際にサウナの楽しみ方は、一般的に言われている流れと同様で、下記の通り。

サウナ(8〜10分)

水風呂(1分)

外気浴or内気浴(5分〜10分くらい)

水分補給

一回、健康ランドに行くごとに、このルーチンを最大でも3セットまで実施している。まずはサウナでは、当日の体調によって変えるが、大体8〜10分ほど入っている。頭にタオルを巻き、顔や頭を熱から守る忍者スタイルで、テレビ番組を楽しんでいる。サウナが終わったら、体を洗い流し、水風呂へ。なるべくじっとしていると体が水温になじみ、世間一般でいうところの羽衣がつき、いくらでも入れそうな感覚に陥る。水風呂を終えたら、内風呂もしくは外風呂にある椅子かリクライニングチェアーに座ってぼっーとする。

ぼっーと無の境地タイムでは下記を意識している。体は深く落ち込んでいき、椅子と一体化する感覚を持つ一方で、意識は空へ飛ばし、幽体離脱する感覚をイメージしてぼっーとしている。無の境地に至るため、何も考えないことを意識しようと数字を数えている。(何も考えないことは難しいから、数字を数えている。本当であれば、ジョジョの奇妙な冒険6部のプッチ神父のように、素数を数えて落ち着くんだ状態にするのがかっこいいんですけど、素数を見極める時点で、少し考えないといけないので、無難にDr.Stoneの千空のように数を数えている。)

夏は外気浴でも問題ないが、冬はもう寒すぎて外気浴はなかなか推奨できない。風が吹くたびに寒いという気持ちが勝つ。だから、内風呂に存在している椅子に座ればいいのではないかと思われる。ただ混んでいると本当に椅子取りゲーム状態なのだが、その場合は、寝転べる風呂を活用したりなどの工夫が必要なのかもしれない。

ここで重要なのが、1セット終わるたびに、必ず水分補給をとること。水分摂取しなくてもいいかなと思っても必ず取る。そうしないと、後日影響が出てしまう。翌朝の寝起きが最悪。サウナでぐったりと疲れてしまう。全く疲れが取れていない状態になってしまう。

また、最近になって気づいたのだが、ミンティアを食べた後にサウナに入るのも気に入っている。ミンティアを食べた後の口の状態だと、

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?ニワカサウナーとして、健康ランドへの純粋な好きを表現したり、コロナ禍でブームになったサウナに対しての懐疑心を表明してしまいました。コロナ禍も定常化し、サウナブームの一時期の盛り上がりからはある程度、下火になった今だからこそ、言えることが多かったと思う。偉そうに語りましたが、今後もニワカとして健康ランドで現実逃避し、サウナで整いたいと思います。